2017年12月21日木曜日

2018年1月15日、東アジア講座のご案内

連続講座「東アジアを考えるー戦後72年、アジアと日本の現実」(第4期)

大阪で身近に暮らすアジアをルーツの人たちの生の声を聞き、支えあいのアジア・ネットワークをつくりましょう。
「フィリピンにルーツを持つ若者から見た現代社会ー同化圧力に抗ってー」
フィリピンにルーツをもつ三木幸美さんとラポルテ雅樹さん。お二人それぞの背景と「今」を語ってもらい、現代日本社会についてふりかえる機会を持ちたいと思います。
1月15日(月)19:00~21:00
会場 大阪市淀川区十三東4-10-3 バラエティ―サークル
定員 30人
参加費 一般1000円(資料代など) 学生無料 アジア図書館会員500円
申し込み問い合わせは大阪自由大学 アベ(080-1417-4186)


1 件のコメント:

  1. フィリピンにルーツを持つ20代のお二人それぞれの個人史。生まれながらにして否応なく放り込まれた日本社会の差別構造の中で、2人がマイノリティとしての「私」に気づいた時から常に自身の内側に向けていた問い、「今ここにいる自分とは何なのか?」。ラボルテさんは、「個人的なことは政治的なこと」だと気づいた。もがきながら、「外」から見る目を手にしてきた二人。個人史を語ることは、成長過程で得た傷の、柔らかい瘡蓋を剥がすような行為ではないだろうか。摩擦を恐れず、社会と真摯に向き合っているか?─痛みを引き受けながら投げられた問いかけに、私はどう応えようとするのか…。共に、足りない何かを求め続けていきたいと強く思わせてくれる時間となった。(み)

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